【2024NEW環境展】今年もたくさんのご来場ありがとうございました。
みらいコネクトの古谷です。
先週5月22日〜24日の3日間、開催されていた【2024NEW環境展】。
あっという間の3日間でした。
今年もたくさんのご来場者様に足を運んでいただき、おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました!
ただのお礼ブログだけでは面白みがないので、今回のブログでは、環境展を通じて感じたことなどを少しだけ共有できればと思います。
「古谷商店×動力」ブース
昨年同様、今年も弊チームブースは「海洋プラ・廃プラ対策コーナー」の、入り口からもすごく近いポジションに配置いただきました。
ブース外観はこんな感じ。
「女王はよみがえり続ける」アクリル樹脂ケミカルリサイクルのポスターは昨年に引き続き2年連続2回目の登場。
もう一方のバナーは新たに制作したアイテムなので初お披露目。
今後様々な場面で活躍してくれることに期待しています。
環境展を通じて見えたリサイクルニーズ
今回、環境展へ出展することで見えてきたリサイクルニーズ。
基本的には、当社のような熱分解ケミカルリサイクルにたどり着くご相談というのは、前段にマテリアルリサイクルの検討を深めた上で、ある程度万策尽きた上でご相談いただくことが多いです。
マテリアルリサイクルができない理由は様々あるかと思いますが、お聞きする中で一番多いのは「異素材と複合された」アイテムだと思います。
異素材が複数使用された複合物となると、まずマテリアルリサイクルができなくなります。(汚れ等も含めて)
プラスチック+金属か、紙か、あるいは木質なのか。
そういった狙いも込めてバナーを作成しましたが、まさにドンピシャでした。
熱分解技術を使うことで樹脂部分は液化回収し、異素材の部分と分離回収する。
液化回収したものは、石油資源として再度プラスチックを製造するための原料となる。
「異素材との複合に強い」。
これも熱分解の強みの一つですね。
※樹脂の種類や複合の状態によって難易度は大きく異なります。
現状、なんでも処理できる夢のような技術ではまだありませんが、そのポテンシャルを秘めた技術であると言えます。
日本のリサイクル率は25%でずっと横ばい。
少しずつ高めていくためにも必ず求められる技術ですね!