金属スクラップは大きく2つの発生源があります。
一つは、製造工場で発生する端材などの廃棄物で、金属の種類別に選別された状態で回収されるため、国内でのリサイクルが容易なスクラップです。
もう一つは、製品としての役目を終えて廃棄される金属をはじめとする様々な素材で構成される複合物です。
これは、各々の金属ごとに分別する作業にコストがかかるスクラップで、いわゆる「雑品」と呼ばれるスクラップです。
雑品スクラップは、人件費の安い中国などのオファーにより長年に渡って輸出し、処理してきました。
しかし、輸出先での安易な処理方法によって引き起こされた環境汚染などが問題になり、海外に運び出すという道が大幅に制限されました。
輸出ができなくなったことにより、雑品スクラップは全て国内で処理しなければならない時代が到来したのです。

産業廃棄物として扱う場合は、埋め立てや焼却され、資源の循環ができません。
かたや金属と同様に原料として処理をする場合は、これまで多くが輸出されてきましたが、近年はルートが縮小し、国内でのリサイクル処理が追いつかない状態となっています。
それによって、産業廃棄物処理業者に大量のプラスチックを含む廃棄物が集中し、処理費用の高騰を招いています。
パイロリナジーは、このような状況を根本的に解決するために活用できます。
処理できるスクラップの例
画期的な油化・炭化装置を導入すれば、下記のような不純物の除去に手間がかかるスクラップも処理することができ、金属とプラスチックとの分離が可能になります。



■ 安定器
■ ACアダプター
■ リレーボックス
■ ジャンクションブロック
■ ブレーカー・スイッチ類
また、金属を取り出すための解体作業や、電線類のナゲット加工時に発生するプラスチックごみ類を処理することで、減容と廃棄物処理費用の大幅な削減も可能になります。

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スクラップ業者が導入するメリット
ここがポイント
■ 金属と樹脂の複合物から金属を取り出せる
■ あらゆる素材の一括投入が可能
■ ゴミの減容ができる!
■ 産廃処理コストを抑えることができる。
■ 処理が困難だった品目を商材にすることができる。
■ 環境に配慮した適正なリサイクルができる。
■ プラを油化した油は再利用できる。
(注)投入物の内容によります

代表的な例としては、成形金型、プレス金型が3Dプリンターで作られた樹脂金型にシフトする動きがあったり、金属と樹脂の一体成形品も増加しています。
そんな時代の中でスクラップ業者が生き残るためには、金属の代替品として増えていくであろう樹脂や、金属と樹脂の一体成形品のような分別困難なスクラップをどう利益に変えていくかが重要になるのではないでしょうか?
スクラップ業者をはじめ、リサイクル業に従事する者はどんな状況であれ適正なリサイクルを推進していく使命があります。
「熱分解油化技術」は、スクラップ業者にこそ必要不可欠なプラントと考え、油化技術の普及、また油化技術で処理された素材の回収を新事業として取り組んでおります。
様々な製造現場で発生するプラ・金属の混合物や、金属リサイクル業のみなさんのヤードで処理できずに山積みになっているものの中には、弊社でお引き受けできるものもあるかもしれません。
処理に関するご相談も、お気軽にお問い合わせください。
