廃アクリルを分解、新アクリルに再生。 | みらいコネクト | 世界中の廃プラスチック処理問題の解決へ向けて。

廃アクリルから新アクリルの原材料を抽出。

コンパクトで扱いやすさを追求した

使用済みのアクリル製品をパイロイナジーに投入し熱分解。原材料であるMMAモノマーを新品同様のクオリティで抽出し、アクリル製品の製造工程に戻してリサイクルすることができます。

安全性や環境保全にも十分配慮しています。

[ ケミカルリサイクルの強み ] 従来のマテリアルリサイクルと比較

※1.紙や金属、添加剤の混入は不可　※2事前に洗浄が必要で扱いづらい

廃棄物を処理し、新しい製品の原料として再利用するのはケミカルリサイクルと同じですが、科学的に分解するまでには至りません。そのため熱処理や異物混入よるある程度の品質劣化は避けられず、見た目や強度、におい、色などに負の影響を残すことが課題です。

パイロリナジーは幅7.5mと、過去に例を見ないコンパクトな装置ながら、独自の技術で廃アクリルを「高効率」かつ「高収率」で化学資源（MMAモノマー）へと分解・変換し、「地産地消型の小規模ケミカルリサイクル」を実現。

従来、自社工場内で廃棄せざるを得なかった難リサクル性のプラスチック類も分解・再資源化できます。嵩張るプラスチックを外部業者へ運搬する必要性もなくなり、少CO₂化の施策としても有用。

リサイクル対象物の形状や性質等に合わせた処理が可能なので、操作が簡便で、安全性も高く、幅広くご活用いただけます。

MMAモノマーをムダなく生成・回収

反応炉の局所的な過熱を防止し、炉内温度分布のムラを最小化。MMAモノマー由来の二次生成物の発生を抑制し、MMAモノマーの収率向上を実現します。

発生するガスを正確にコントロール

窒素またはアルゴンなどのキャリアガスで、相転移がない、安定した気流を実現、ガス流速をコントロールし、MMAモノマーを変質させることガスを速やかに炉外に押し出します。

火を使わず安全性UPオペレーションも簡単

火を使わない常圧処理で、安全性を向上。アクリル廃棄物ごとの分解挙動をプログラム化した精細な制御でオペレーションを簡便にし、安定したモノマー回収を実現します。

熱源はオール電化
火器の使用が一切ない

冷却時でも収縮負圧にならない
大気吸込み防止設計

緊急用の不活性ガスの使用

燃焼三原則を踏まえた爆発火災防止の安全設計
無酸素雰囲気の熱分解

常圧での処理で爆発リスク低減
（万一の圧力上昇時にもプラント外部へ放圧）

オフガスの制御
●逆流防止 ●圧力制御 ●パージ機能 ●火災リスク排除

令和５年度成長型中小企業等研究開発支援事業

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みらいコネクトは、全世界で取り組んでいるSDGsの取り組みに賛同し、

熱分解油化技術の普及を通じて、

持続可能なエコロジーとエコノミーを両立させ、

子どもたちに誇れる美しい地球環境を未来につないでいきます。