装置の導入をご検討いただく際、導入後に処理・操業を行う予定の材料(投入物)のテスト処理を行い、得られる結果を評価いただくことが可能です。
また同時に、回収された再生油に関しては、性状を正確に把握することで、再利用の用途確認を行うことができるため、性状分析を行うことをオススメしております。

投入物サンプルの試験処理の流れ

まずはサンプルとして処理したい物をご準備ください。

小型の試験を使用した試験を実施しますので、500g~1kgほどの処理サンプルがあれば十分です。

処理サンプルは、試験開始前に投入物の重量を計量してから試験機に投入します。

サンプル試験を開始すれば、炉内温度推移や経過時間の記録を行い、処理物ごとの操業方法を確認いたします。

熱分解が開始すると、サンプリング弁より再生液の回収が可能となります。

冷却器に取り付けた窓より、ガスの排出状況を確認し、気化ガスの排出がなくなり次第試験終了です。

加熱を停止し、冷却を開始します。

回収サンプルは、回収時刻ごとや、炉内温度ごとに採取し記録したり、または総量の採取だけ行うことなども可能です。

回収油の組成や物性を正確に把握するための、専門機関による性状分析は弊社にて手配させていただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

みらいコネクトでは、実験機による投入物のサンプル処理を承っております。

導入前に主な投入予定物をテスト処理してみることで、様々な検証が可能になりますのでご活用くださいませ。

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