【クリーンアップ大作戦@節田海岸】開催させていただきました☆
みなさんこんにちは!
みらいコネクトの古谷です。
先週の学生環境シンポジウムから引き続き、贅沢にも2週連続の奄美大島です。
今週は、ゆいむすび実行委員会様と協働する形で、初めてビーチクリーン+外来種駆除イベントを企画・開催させていただき、離島における海洋プラスチックごみの漂着問題や、生態系保全の問題について、実情を確認するとともに、実際に体を動かして活動を行ってまいりました。
内容が大変多かったため、書きたいことの半分も書けない気がしますが、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです(^○^)
イベント詳細
クリーンアップ大作戦@節田海岸
8月3日(土)実施
主催:NPO法人ゆいむすび実行委員会
協働:有限会社古谷商店みらいコネクト
連携:丸紅株式会社(あまみpla-ject)
参加:株式会社動力(鈴木社長、神原常務)、大阪市立新北島中学校女子サッカー部(FC Fairiesの皆さん)、那覇・与論の女子サッカーチーム、anna-coto(奄美大島の学生活動チーム)
本ブログでも度々登場しているFC Fariesのみなさまですが、毎年行っている奄美大島への夏遠征のタイミングと合わせて、一緒に環境保全活動をしようと昨年から計画をしておりました。
昨年は、あいにく台風の影響で飛行機が飛ばず、実施することができませんでした。(T ^ T)
今年は雲ひとつない快晴で、日差しが強く暑すぎるぐらいでした。
熱中症や脱水症状にしっかりと注意をしながら、無事参加者全員元気のまま、イベントを終えることができました。
外来種駆除について
今回、ビーチクリーンと並行して、ビーチに根付いてしまった外来種の駆除もイベントの目的となっておりました。
駆除の対象だったのは、モクマオウという外来樹。
オーストラリア原産の植物ですが、奄美には戦後、自然災害対策用の防風林として海岸線に植えられました。
モクマオウは、在来の防風林であるアダンなどと比較して、成長が早く防風林としては優秀であった一方で、キチンと管理がされなければ、止まることなく生え進み、景観悪化や在来植物の生育の妨げ、渡り鳥等の生態変化等を引き起こし、現在大きな問題になっている植物です。
今回クリーン活動を実施した節田海岸も、モクマオウの拡大が進んでいる砂浜の一つであるため、他の生態系とのバランスを保つため、協力して駆除活動を行いました。
自主的に実施したサイドイベント
今回、せっかくの奄美訪問の中で、空いた時間でもう一つ海岸を綺麗にしようと自主的に計画し、奄美空港から少し北上した「大瀬海岸」の人の出入りが少ない部分(全長約550m)を当社+動力の合計4人で全域のプラごみを回収いたしました。(一部大型の家電類など、借りていた車両に積載できず、回収できなかったごみもあります。)
奄美入りをしてから、いろんな海岸を見に行き、その中で最も漂着物が多かったのが、大瀬海岸でした。
8月3日実施のクリーンアップ大作戦本番の準備運動として、約1時間前からクリーンアップを開始し本気で取り組みましたが、全域のクリーンをすることができず、翌朝、帰りの飛行機がお昼出発だったので日の出とともに再チャレンジし、無事全域をきれいにすることができました。
初日(8月3日)
2日目(8月4日)
クリーンアップ大作戦の成果
最終的な成果も、画像でご紹介します。
海洋ごみの漂着状況については、見に行くことは簡単ですし、写真や映像でも、知識として知ることは可能です。
一方で、資源のリサイクルに従事するものとして、漂着してくるごみを、いかに資源へと変えて有効利用をしていくのか、そのモデルを作るためにはその各工程を身をもって知る必要があると考えました。
善意ある人たちのボランティアだけで回収が行われるのではなく、回収した先のインセンティブのようなものも考えたいです。そのために、まずは離島やアクセスの悪い場所でのクリーン活動をしたかったというのが今回のイベント企画の気持ちです。また、それをゆいむすびの皆様や、FC Fairiesのみんなと共有できたことを嬉しく思います。
こういったクリーン活動については、離島に限っての問題ではなく、地元でも、会社周辺でも、家の周りでも、実施できることです。
今回のイベントを通じて、改めてその重要性に気づかせてもらうことができました。
改めまして、ご協力いただきました皆様方、
ゆいむすび実行委員会様、FC Fairiesの皆様(+那覇・与論のサッカーチームの皆様)、丸紅様、annacoto様(当日の朝にハートロックで偶然お会いした)
ありがとうございました!!